ハンドボールの両面テープ | 巻き方からおすすめまで

細めの両面テープイメージ

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両面テープの役割

ハンドボールをするようになると、両手に両面テープのようなものを付けているシーンをよく見かけるかもしれません。

なぜ、あのようなものを付けているのでしょうか。また、付けることによってどのような効果があるのでしょうか。

ボール保持補助剤としての役割

ハンドボールをプレイしている方で両面テープを利用する目的は、ボールを持つときの補助剤として、という回答が一番多いでしょう。

ハンドボールのボールは、野球ボールやソフトボールに比べると大きく、片手で握るためにはそれなりの握力と手の大きさが必要になります。

特に社会人サイズのボールになると、大人でも片手でボール保持をするのに力が必要です。

ハンドボールのボールは、片手で握って投げることがほとんどであり、しっかり握って投げなければ目的のところにボールを投げることができませんし、ボールの威力も落ちてしまいます。

そんなときにボールをつかみやすくするための補助剤として用いられるのが、両面テープなのです。

松ヤニを使うのが一般的

ボールを持つときの補助剤として、一般的には松ヤニが利用されています。

松の木の樹液から作ったジェル状の粘着剤で、これを手に付けてボールを持つことで、ボールを持ちやすくすることができるメリットがあります。

ハンドボールそのものは北欧で始まり、その後全世界に広がっていますが、世界的に見ても松ヤニを利用するのがスタンダードになっています。

ハンドボールの松ヤニ
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汚れが元で松ヤニ禁止が多い

バツ印イメージ

では、世界的にみると松ヤニの利用がスタンダードであるのに対して、日本で両面テープが普及している理由は何でしょうか。正解は、松ヤニ使用禁止の場所が多いということです。

ハンドボールはインドアスポーツで、多くの場合、体育館を利用します。このときに松ヤニを利用すると、指に付いた松ヤニがボールに付き、そのボールを使うことで体育館の床が汚れるということになります。

松ヤニは油性のものが多く、体育館のコートに付着をしてしまうと清掃が大変なため、多くの体育館において松ヤニ使用が禁止されています。

この結果、ハンドボールをする人は、松ヤニではなく両面テープを使う方が増えています。

屋外で行われる試合では制約がないので、松ヤニを使う方もいれば両面テープを使う方もいます。

基本的な両面テープの使い方

両面テープの使い方

ハンドボールをするときに両面テープを使う方は、大きく2種類に分かれます。細めのテープを利用する方と、太めのテープを利用する方です。

それぞれのメリットとデメリットついては、のちほどご紹介します。

両面テープを使う位置については、指先に巻き付けるようにして使います。

両面テープを紙に貼るようなときと同じように使ってしまうと、ボールを投げたときに外れてしまいます。そのため、指先に巻き付けるようにしましょう。

さらに、手のひらの部分に両面テープを利用する方は、ほとんどいません。

手のひらの部分に付けてしまうと粘着力が強くなりすぎてしまい、ボールを投げるのがやりにくくなります。

ただし、手が小さくてボールが持てないような状態では、ボールを投げたときにコントロールできなかったり、キャッチできずに落としてしまったりするので、慣れるまでは手のひらに両面テープを巻き付けるケースもあります。

両面テープの巻き方とおすすめの両面テープ

ハンドボールをするときの両面テープの巻き方、テーピングについて「こうしなければならない」というルールはありません。

人によって手の大きさも違いますし、投げ方も違います。また、感覚の違いのようなものもあるので、自分の好みの形を見つけましょう。

細い両面テープのテーピング方法

細い両面テープの場合、指先に巻き付けるように付けるケースが多いです。粘着範囲を自分で調節することができるので、感覚に合わせてテープの幅をコントロールすることができます。

特に、比較的力が強く、わずかにコントロール性能を付けたいときの補助剤としては便利です。微調整用として使いたい場合には細い方が便利なのです。

デメリットとしては、微妙な段差が指先に生じることになります。多めに巻く方は段差が大きくなりやすい傾向があるので、かえってボールをつかみにくいということも考えられます。

また、太いものと比較すると粘着力の落ちるスピードが速いので、ゲーム中に何度も巻き直さなければいけないという問題も生じます。

太い両面テープのテーピング方法

一方で太めのテープは、粘着力が強く、ボールをしっかりと保持することができます。

力が弱い方はボールをうまく握れないので、しっかりと粘着してほしい場合には、太めのテープのほうが使いやすいです。

テープが指先全体を覆ってくれるので、指先に段差ができにくくなります。指先の段差を気にする方は、太めのテープのほうが使いやすいでしょう。

デメリットとしては、面積が大きいので粘着範囲が広くなってしまう点です。使いにくいという方もたくさんいます。

また、テープを巻いた直後と粘着力が落ちてきたときの差が激しいので、状態によってボールを握る感覚が変わり、使いにくいと思う方もいるようです。

両面テープの種類と価格

ハンドボール用の両面テープとしては、細めの代表で挙げた、モルテンのフィンガーテープが代表です。価格は1,200円前後(2巻)で購入することができます。

スポーツショップでは取り扱いが少ないので、通販で購入するのが一番早くおすすめです。

太めの両面テープに関しては、ハンドボール専用というものが少ないです。

太めの代表として挙げたテープもハンドボールだけでなく、それ以外のスポーツにも応用が効くものです。価格は細めのテープと同じような値段で、1本600円前後で購入することができます。

ここで知っておきたいのが、ハンドボールの試合において両面テープに関する決まりはないということです。

逆に言えば、自分にとって使いやすい太さと粘着力であれば、どのような両面テープを使ってもよいのです。

実際に両面テープを使っている方でも、一般の文房具店で販売されている両面テープを好んで使っている場合もあります。

量販店で販売されているものは紙製のものが多いものの、そのぶん薄く、指先に違和感が少ないことから選ばれているようです。

価格もハンドボール用のテープに比べると、安く購入できるメリットがあります。

基本的にはいろいろなテープを試してみて、自分好みのものを選択することが大切です。

両面テープ使用時の注意点

注意イメージ

便利な両面テープですが、ゲームで利用するときには注意が必要です。それが、準備時間です。

松ヤニの場合、粘着力が落ちてくればすぐに付けることができますが、両面テープの場合、すぐに付けるということができません。

ゲーム中に切れてしまうと、再度巻き付けるのに時間がかかります。

ゲームの流れの中で巻き付けるのは不可能なので、一旦ベンチに下がって準備しなければいけません。この時間ぶん、他の選手に出場してもらわないといけません。

またテープなので、切れてしまうと一気に粘着力が落ちます。

これによってプレイに支障が出てはいけないので、両面テープを使う選手が多い場合には、チームとしてテープが切れてしまったときの対処法を考えておきましょう。

ハンドボールは選手交代が自由にできるので、スムーズに交代、準備できるようしておくことも、チームの戦術では大切です。

まとめ

ハンドボールにおける両面テープについて、ポイントをまとめてきました。もう一度おさらいしておきましょう。

両面テープを使用する理由

ハンドボールはボールのグリップ性能を上げるため、松ヤニを使うことが多いのですが、床が汚れるという理由から、日本の体育館では松ヤニの利用を禁止しているケースが多いです。

そんなときには、両面テープを用いることになります。

両面テープは2種類ある

両面テープは、細めのものと太めのものがあり、それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分に合ったテープを選択する必要があります。

貼り直しに時間がかかる

松ヤニと違い、準備に時間がかかるので、ゲーム中に切れてしまった場合にも対応できるよう、チームとして考えておく必要があります。

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